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CBP(シービーピー)が未来を変える!

母乳に含まれ、成長ホルモン分泌を活発にする「CBP」。抗老化のすぐれたはたらきに迫ります。

CBP(シービーピー)が未来を変える!
監修|DHC研究顧問 医学博士 蒲原 聖可
徳島大学医学部卒業、同大学院修了。医学博士、医師。米国ロックフェラー大学、東京医科大学を経て、現在、健康科学大学教授。日本統合医療学会理事、国際個別化医療学会常任幹事。主な著書に『EBMサプリメント事典』『サプリメントと医薬品の相互作用診療マニュアル』(以上、医学出版社)、『代替医療』(中公新書)、『ヒトはなぜ肥満になるのか』(岩波書店)等がある。主な原著論文にNature.389,374-377,PNAS 92,1077-1081等がある。

CBPって何?

CBPとは、 Concentrated Bovine-milk whey active Protein(濃縮乳清活性たんぱく)の略。牛乳や母乳に含まれる天然のたんぱく質で、カルシウムが骨に定着するのを助けます。生乳からはわずか0.00015%しかとることができない、大変希少な成分です。DHC独自の研究で、成長ホルモンの分泌にかかわるCBPは全身のアンチエイジング(抗老化)に役立つことが分かりました。骨強化だけでなく、関節炎対策や美肌にも役立つ画期的な新成分として期待が高まっています。

具体的にいうと、CBPには大きく分けて2つの作用があります。1つは、骨をつくる細胞を活発にし、カルシウムの骨への定着を助けること。骨が丈夫になれば、運動機能の低下によるロコモ(= 運動器症候群、ロコモティブシンドローム)が予防でき、要介護リスクの低減につながります。 もう1つは、成長ホルモンの分泌をうながし、肌や髪など全身の若々しさを保つはたらきです。これらの2つの作用により、CBP は身長が気になるお子様や、美しさを求める女性、介護を予防したいご高齢の方など、年代を問わず幅広く有益な機能性栄養素といえます。

日本ではまだあまり馴染みのないCBPですが、すでに中国・韓国・台湾では、CBPの機能性を生かした配合製品のシェアが広がっています。また、その他のアジア諸国やヨーロッパでも、積極的に製品化が進行中。この機能性素材のはたらきやメカニズム、安全性は、すでに世界レベルで認められています。

CBPのはたらき

カルシウムを定着させ、丈夫な骨をつくる

CBPのすぐれたはたらきを、DHCは実験によって科学的に解明してきました。骨とカルシウムの仕組みとともに、以下で具体的にご紹介いたします。

骨ができるまで

骨は、常に古い骨をこわして新しい骨をつくる「骨代謝」を繰り返していて、約2年で全身の骨がすっかり生まれ変わるといわれています。骨粗鬆症は、カルシウム不足や、加齢によって骨を作るスピードがこわすスピードに追いつかなくて起きる病気。骨がスカスカしてもろくなり、背が縮む・腰が曲がるなどの症状が現れます。くしゃみをしただけで骨折するなど日常生活にも大きな支障をきたし、要介護や寝たきりの原因にもなります。

骨は、単なる白くて固い棒ではありません。実は古くなった骨を壊し、その部分に新しい骨をつくり出す、という新陳代謝をおこなっています。全身の骨の3〜5%は、常につくりかえられているのです。
「カルシウムをとれば十分」ではない

カルシウムと同時に、カルシウムの吸収をよくする栄養素を摂取しても、小腸から血管への吸収がよくなるだけ。骨まで届くかどうかは別の話です。カルシウムをとるなら、「骨にカルシウムを定着させる力」をもつ機能性成分も一緒にとることが大切です。カルシウムが骨芽細胞の周囲に沈着することを、石灰化といいます。CBPは、骨芽細胞の石灰化をうながし、カルシウムを骨に定着させます。

特に女性は骨量激減!
骨粗しょう症有病率の性・年代別分布

『骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2006年版』
(ライフサイエンス出版)より

女性は、閉経後に骨粗鬆症の患者が急増します。女性ホルモンの一種エストロゲンには骨をこわすスピードを抑えてくれるはたらきがあるため、閉経でエストロゲン分泌が低下すると、骨量が減少してしまうのです。男性のエストロゲン量が年齢とともに徐々に減っていくのに対し、女性のエストロゲン量は閉経を境に急激に減少し、同世代の男性を下回るほど。女性は特に、40歳を過ぎたら積極的な骨強化対策が必要です。

加齢による骨量の変化
骨粗しょう症とは、骨量が減少し、骨がスカスカにもろくなってしまうこと。骨からカルシウムを溶かし出す「骨吸収」と、新しい骨をつくり出す「骨形成」のバランスが崩れると、骨量が減少して骨粗しょう症になります。

【実験1】CBPが骨芽細胞の増殖を促進

骨芽細胞の増殖

DHC基礎研究室調べ

DHC基礎研究室にて、骨芽細胞をCBP未添加、添加(150μg/ml)とともに3日間培養させ、Dojindo社製のCell Countingキットを加えて吸光度を測定後、CBP未添加サンプルの吸光度を100%として相対比較を行いました。CBP添加群は、骨芽細胞の増殖率が2倍という結果から、CBPがヒトの骨芽細胞の増殖をうながすことを確認しました。

【実験2】CBPがカルシウムを定着させる

DHC基礎研究室調べ

DHC基礎研究室では、骨芽細胞を濃度の異なるCBPとともに21日間培養後、Alizarin red染色し観察。その結果、CBPが骨芽細胞の石灰化をうながし、カルシウムを定着させることが初めて明らかになりました。

CBPは骨密度を上昇させる

骨密度(BMD)の変化率

DHC基礎研究室調べ

これまで見てきた作用によりCBPが骨の成長をうながすことは、実際に骨密度を比較するとよく分かります。DHC基礎研究室では、一重X線吸光光度法を用い、中指の第2関節の骨密度を、CBP摂取3ヵ月後の骨密度と摂取前とで測定・比較しました(n=14 松多内科医院協力)。
CBP摂取群は、3ヵ月で骨密度の上昇が確認されました。

軟骨を成長させ、関節炎を改善する

関節軟骨がすり減ると、痛みを生じて関節炎の原因になります。CBPは、軟骨の構成成分「プロテオグリカン」の合成をうながして、軟骨細胞の成長を促進することが分かりました。軟骨の材料になるグルコサミンやコンドロイチンとあわせてとることで、関節炎対策に相乗効果を発揮すると期待されています。

関節炎はどうして起こる?
ひざの関節軟骨

関節は、体のうちでも特にひんぱんに動かす場所。骨と骨とのつなぎ目は軟骨におおわれていて、クッションとなって体重や激しい動きを受け止め、なめらかな動きをサポートしています。
この軟骨がすり減ると、軟骨の破片などが滑膜を刺激し、炎症が起こって痛みを生じます。また、骨と骨の間がせまくなってぶつかって痛みを感じることも。

年齢による軟骨成分の減少のほか、肥満による膝への圧迫、激しいスポーツによる負担、骨粗鬆症なども関節炎の原因になります。

関節軟骨の構造
関節軟骨の構成要素

関節軟骨は、U型コラーゲンが網目のように張りめぐらされ、その間をプロテオグリカンがヒアルロン酸と結びつき、U型コラーゲンの間をぬうように編み込まれています。建物 にたとえると、U型コラーゲンが鉄骨、プロテオグリカンがコンクリートの役割。組み合わさることで、鉄筋コンクリートのような頑丈な状態をつくっています。

プロテオグリカンは、コンドロイチンなどの多糖類とたんぱく質が結びついたもの。関節軟骨は、 65〜80%がプロテオグリカンに蓄えられた水分で占められており、スポンジのように水分をたっぷり含んで保持し、なめらかな動きを助けるはたらきがあります。

CBPは軟骨細胞の成長を促進する

軟骨細胞の培養イメージ

DHC基礎研究室調べ

関節軟骨の主要な構成成分であるプロテオグリカンは、軟骨の代謝を測定するための有力なマーカーとして知られています。正常な軟骨細胞をCBP未添加、添加ともに5日間培養後、サフラニンOでプロテオグリカンを赤く染色し、比較しました。

CBPを投与して5日間培養したものは、CBPを投与しないものに比べて赤色が濃く、赤の面積も大きくなっています。CBP投与によってプロテオグリカンの合成が進み、軟骨細胞が成長していることが分かります。

成長期のお子様の、身長の伸びに役立つ

身長は、遺伝が4割、環境要因が6割といわれ、栄養状態に大きく左右されます。文部科学省の「学校保健統計調査」によると、子供の平均身長は栄養状態が十分でなかった50年前に比べ、10cm近くも伸びていることが分かります。 「身長が伸びる」とは、「骨が伸びる」ということ。子供の骨は、先端の軟骨細胞の一部が成長して硬い骨へと置きかわることで、長く伸びていきます。骨の成長をうながすポイントは2つ。カルシウムなどの骨をつくる栄養素をしっかりとることと、運動や良質の睡眠によって成長ホルモンの分泌を活発化することです。

CBPが骨形成スピードを1.5倍に高める

骨形成の遺伝子量の変化

DHC基礎研究室調べ

母乳に含まれるCBPは、カルシウムを骨に定着させるほか、成長ホルモンの分泌にもかかわる成分として、子供の骨の伸長にも効果が期待されています。DHCでは、13歳男性の骨芽細胞にCBPを投与し、骨芽細胞の骨化を誘導するたんぱく質の関連遺伝子の量を測定。その結果、CBPが骨形成のスピードを早め、身長の伸びに役立つことを確認しました。CBPを投与していない骨芽細胞では、増加が確認できるまで25日かかったのに対し、CBPを投与した骨芽細胞は17日目で有意な増加が見られ、すでに未投与の25日目を上回っています。

成長ホルモンの分泌をうながし、肌の老化を防ぐ

年齢ごとの成長ホルモン分泌の変化

(J.Clin.Endocrinol.Metab.(1985)
513-16より一部改変)

成長ホルモンは、小児期〜思春期に多く分泌され、子供の身長や体型を大人へと変化させます。その後は年齢とともに減少しつつも少量の分泌は続き、新陳代謝を活発にして全身を若々しく保つはたらきがあります。「美肌のためには夜22時〜2時の睡眠が大切」といわれる理由は、この時間帯に良質の睡眠をとることで成長ホルモンの分泌が盛んになるためです。

DHCは、CBPが母乳の成分であることから、成長ホルモンの分泌と全身の抗老化に役立つと考え、名古屋大学大学院と共同研究をおこないました。結果、CBPが肌細胞のコラーゲン量を増やすことを発見。骨強化サプリメントの素材の中で、抗老化作用も確認されているのはCBPだけです。

時間帯ごとの成長ホルモン分泌の変化

Endocr.Rev.(1993)20-39より一部改変

CBPが皮膚コラーゲン合成を促進

CBPを添加すると、皮膚細胞でコラーゲン合成を誘導するたんぱく質が細胞核に集まり、合成が促進されます。DHC基礎研究室にて、皮膚の線維芽細胞にCBPを添加し、60分後の状態を蛍光染色し、共焦点レーザー顕微鏡により観察したところ、コラーゲン合成が活性化していることが確認されました。また、皮膚の線維芽細胞をCBP未添加、添加ともに1日間培養し、Realtime-PCR装置により検出・定量を測定したところ、コラーゲン合成率がCBP未添加と添加で5倍の違いが確認されました。

CBPで「ベビーコラーゲン」も増加

培養した細胞群のコラーゲン量の変化

DHC基礎研究室調べ

コラーゲンにはいくつかの種類があります。T型コラーゲンは皮膚の90%を占める、美容に欠かせないコラーゲン。V型コラーゲンは「ベビーコラーゲン」とも呼ばれ、赤ちゃんの肌に豊富に含まれています。DHC基礎研究室にて、皮膚の線維芽細胞を用いて、全ての細胞群が24時間培養となるよう適時にCBPを添加し、培養後、Realtime-PCR装置により検出・定量測定を行なったところ、T型はもちろんV型コラーゲンの産生もCBPはうながすことが分かりました。

よくある質問

Q1 1日にどのくらいのCBPを摂取すればよいですか?
A1 1日あたり6〜60mg程度で、骨密度の増加作用や骨の伸長作用を発揮することが分かっています。
Q2 安全性に問題はありませんか?
A2 CBPはもともと牛乳や母乳に含まれている天然成分ですから安全です。海外では、粉ミルクや乳飲料として販売もされています。
Q3 薬と一緒に飲んでも大丈夫でしょうか?
A3 医薬品との相互作用は報告されておりませんが、薬を服用中の方はDHC健康食品相談室またはかかりつけの医療機関にご相談下さい。
Q4 妊娠中、授乳中でも飲んでよいですか?
A4 CBPは母乳や牛乳に含まれている成分ですので特に問題はありませんが、ご心配な方はDHC健康食品相談室またはかかりつけの医療機関にご相談下さい。
Q5 子供は何歳頃から飲ませられますか?
A5 成長期のお子様はより多くのカルシウムを必要としているため、定着を助けるCBPをあわせてとるのが望ましいと考えられます。消化吸収の力が安定する3歳頃から始めるのがおすすめです。

CBPの学術報告

掲載論文

『Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry』Vol. 76 (2012), No. 6 pp.1150-1156
『日本統合医療学会誌』Vol. 2 (2009), No. 2 pp.114-117
『Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry』Vol. 72 (2008), No. 1 pp.1-6
『Journal of food science and nutrition』Vol. 12 (2007), No. 1 pp.1-6
など

学会発表

Innovation with Bone Health Bioactives (Bone Health symposium 2012)
日本農芸化学会2010、2012年度大会
レドックス・ライフイノベーションシンポジウム2011
など

ご質問・ご相談は DHC健康食品相談室 0120-575-368 (9:00〜20:00 日・祝日・年末年始をのぞく)